ワンルームマンション投資って実際どうでしょう①

最近はサラリーマン向けのワンルームマンション投資が拡がりつつあります。ポジティブな意見とネガティブな意見の両方を耳にしますが、果たしてワンルームマンション投資は良い投資なのか検討したいと思います。
最初に結論を言ってしまうと、私は都内23区に4軒のワンルームマンションを投資用として購入しており、”条件をおさえれば良い投資”というのが私の意見です。もしネガティブな意見を探しているのであれば、期待はずれの内容の記事かもしれません…

まずは事実を淡々と見ていきます。

なぜ東京でワンルームなのか

まず、意外と知らない人が多いですが基本的な話として、将来の経済を予測する上で人口動態はかなり強力なパラメーターです。なぜなら、動きがとてもゆっくりでトレンドの予測がだいたい当たるからです。10年後のIT関連の市場規模を予測することは難しいですが、10年後の日本の人口を予測するのはさほど難しくありません。
日本全体の人口は減少トレンドにあるので、不動産も今後需要が落ちるため値崩れするという考えがあり、たしかに需要が落ち込んでいる地方ではその現象が始まっています。日本の人口は東京一極集中の傾向にありますが、その東京都についても2025年をピークに人口は減少トレンドに入ると予測されています。

次に東京に住む住人の世帯構成の予測を見ていきます。東京都の人口全体は2025年をピークに減少トレンドに入りますが、単身世帯は2055年頃まで増加が続くと予測されています。

参照:https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/basic-plan/actionplan-for-2020/plan/pdf/honbun4_1.pdf

以上の人口動態から次のことがわかります。
・日本の人口は東京へ一極集中の傾向
・東京都全体の人口のピークは2025年、東京23区の人口は2030年をピークに減少トレンドに
・東京は約45%~50%が単身世帯

東京都の単身世帯向けであれば、今後も需要は落ち込まないと予測されることが、東京でワンルームマンションが良いとされる理由です。

次回はワンルームマンション投資の仕組みに関するメリットとリスクをご紹介します。