御殿場とらや工房レポート

2018-01-31

羊羹のとらやと言えば、デパートや空港でよく見かける高級和菓子店。全国津々浦々、海外にも店舗を進出させているとらやですが、あまり知られていない店舗があります。それは静岡県御殿場市にあるとらや工房です。とらやといえばお土産品の代表格のイメージですが、とらや工房は喫茶としてとらやのお菓子を楽しむことができる場所です。とらやの公式ホームページの店舗案内にも載っていない知る人ぞ知る場所でしたが、テレビ(マツコの知らない世界)で紹介されて知れ渡りました。

とらや工房の場所

東名高速御殿場ICやプレミアムアウトレットの近くに立地しています。駐車場も広く車で行くことを想定した場所ですが、電車、バスを乗り継いで公共交通機関で行くことも出来ますが箱根からのアプローチになるためあまりオススメはできません。プレミアムアウトレットまで行って、そこからタクシーが楽だと思います。


 
 

とらや工房の様子をレポート

安倍首相の祖父にあたる第56・57代首相の岸信介が晩年を過ごした東山旧岸邸に隣接して立地します。
 

 
 
テレビの影響で突然来場者数が増えたということで、臨時駐車場がありました。駐車場の誘導はシルバー人材センターの方が実施されていますが、テレビで紹介する前は土日でも1時間に1~2組来る程度だったとのこと。
 

 
 
バス停もありますが御殿場駅からではなく箱根から御殿場プレミアムアウトレット行きのバス路線です。
 

 
 
駐車場からとらや工房の敷地へは道路を渡って行きます。
 

 
 
いよいよ入り口です。
 

 
 
わら作りの門がお出迎えです。
 

 
 
立派な竹林が続きます。
 

 
 
竹林を抜けると庭園とともにとらや工房の建物が見えてきました。
 

 
 
私が行ったのは平日の12時頃でしたが行列ができていました。だいたい30分待ちでした。

 
 

とらや工房で甘味を食す

立派な門構えと竹林、庭園とすでにきれいな風景を楽しんだところで、いよいよ甘味をいただきます。とらや工房は持ち帰り、店内飲食のどちらかに関わらず1つの列に並びます。ただし、店内飲食をする場合は先に席を確保してから列に並ぶシステムです。場所取り用のサイコロを空いている席を探して置いてきます。
 

 
 
テーブルにサイコロを置いて席を確保。
 
  
並んでいるところからはお菓子を作る工房がガラス張りで見えます。こうやって1つ1つ作るんですね。
 

 

 

  
レジでお土産用と店内飲食用を注文たら番号札をもらって席に行きます。
 

 
 
元々、大量のお客さんが来ることを想定していない場所なので支払いは現金のみで、それも行列の原因の一員になっているようでした。せっかく行ったのにクレジットカードが使えず買いたいものをすべて買えなかったとならないように現金を用意していくことが必要です。

注文したのは、おしることあんみつです。どちらも口直し用の塩昆布がついています。
 

 

あんこが甘すぎずさっぱりしていて大人の甘味という感じがしました。とてもおいしかったです。
  

とらや工房の店内を紹介

テレビでは庭園が見えるテラス席が紹介されていましたが、他にも素晴らしい席が何種類かあるので紹介します。

まず、庭園の見えるテラス席はこんな感じです。全面ガラス張りで庭園の景色がばっちり見えます。
 

  

窓側以外の席はこんな雰囲気です。木のぬくもりと日差しが気持ちのよい建物です。
 

  
屋外の席もあります。冬は寒いですが、春や秋は気持ちの良さそうな席です。
 

  
そして奥の方に行くとアーチ状の形をした建物がありそこでも食事できます。庭園は見えませんが、行列のざわつきから離れて静かで、昼過ぎは日差しが差し込み明るく、木の香りが漂う席で私のおすすめです。
 

とらや工房は自然のぬくもりとおいしい甘味でとても贅沢な気持ちになれる場所でした。御殿場市が富士山の麓で空気のおいしい街なのでリフレッシュに最適の場所です。
  

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