湘南美容外科でヒゲ脱毛に行ってみた

2018-03-11

毎日のヒゲ剃りがめんどくさいのでヒゲ脱毛をしようと検討しており、湘南美容外科のヒゲ脱毛のカウンセリングに行ってきたので内容を紹介します。HPには書いておらず、カウンセリングに行かないとわからないことやポイントとなる要点を紹介します。
↓公式HPはコチラ


医療レーザー脱毛の効果

医療レーザー脱毛を実施しているクリニックでは、常套句のようにエステなどで行う光脱毛やフラッシュ脱毛よりも強力で効果的という宣伝文句があります。湘南美容外科クリニックでは、1回、3回、6回の3コースが設定されており、1~2ヶ月に1度のペースでレーザー照射して脱毛します。6回コースを1、2ヶ月に一度のペースで続けるとだいたい1年後にはまっさらきれいという感じなのかと思い聞いてみると「元のヒゲの濃さにもよるが、ヒゲは頑固な毛なので6回で完全にきれいになる男性は少なく、たいていの人は場合は3回コースや6回コースを追加する」とのことでした。9~12回施術をすればほぼ永久脱毛状態になるとのことでした。もちろん、10年、20年後までは保証できない・・と言っていましたが。。。

なので、ひげ剃りから解放されたいレベルのヒゲ脱毛を目指すなら6回コース2回分、約1年半~2年かけるくらいのお金と時間が必要そうです。6回でほぼきれいにならないのは想定外でした。

メディオスターとアレキサンドライトの違い

ヒゲ脱毛は2つの脱毛機器から選択できます。料金はどちらを選択しても同じで、メディオスターアレキサンドライトというカッコイイ名前がついています。メディオスターは男性限定の機器で、アレキサンドライトは女性の脱毛でも利用される機器です。2つの比較を表にまとめました。





レーザー脱毛機器の定番はアレキサンドライトで最新機器はメディオスターです。まず、アレキサンドライトは毛根を攻撃して脱毛を実現します。なんとなく脱毛のイメージ通りの方法です。一方でメディオスターは、毛根ではなくバルジ領域を攻撃することが特徴です。バルジ領域とは、毛根よりも表皮に近く浅い場所にあり発毛因子を作り出す場所です。発毛因子とは”毛の種”のようなもので、これにより毛根の下端の細胞が育ち発毛します。バルジ領域は発毛をコントロールする司令塔の役割を果たしており、この発毛因子を作る枠割を死滅させることで脱毛できるというメカニズムです。

毛根よりも浅い領域にレーザーを照射するため、アレキサンドライトなど従来の毛根を攻撃するレーザー照射機器よりも痛みが少ないのが特徴です。レーザー照射から脱毛までの期間はアレキサンドライトのほうが早いです。また、ある程度色黒の人にも利用できるメリットもあります。

メディオスターのほうが新しい機器で痛みも少ないので良さそうな気がしますが、女性には圧倒的にアレキサンドライトのほうが人気があるそうです。女性は男性よりも痛みに強いため痛みが少ないことによるメリットを感じることが少なく、それよりも過去の施術実績を重視して選ぶというのが理由のようです。アレキサンドライトはアメリカのFDA認可も取得しており安心感があり女性に人気のようです。メディオスターは男性限定の機器ですが、前述のような理由であまり女性から選ばれることがなかったためある時から男性限定のマシンとしたそうです。
私はメディオスターを選択肢しましたが、大部分の男性がメディオスターを選択するようです。

安全・効果的にヒゲ脱毛を受ける注意点

安全、効果的にヒゲ脱毛を受ける注意ポイントは意外と多いです。施術前、施術後のそれぞれやること、注意することがあります。

まず施術前ですが、抜いた毛にはレーザー照射が威力を発揮できないため施術の1ヶ月位前から毛抜きは控える必要があります。剃るのは当然OKです、むしろ剃っていかないと施術出来ません。また、日焼けにも注意が必要です。日焼けによりメラニンが増えるとレーザーは毛ではなくメラニンの増えた肌に反応してしまい火傷を引き起こしてしまいます。目安としては施術の2週間以内に連続して1時間以上日光を浴びないようにすることが好ましいようです。とは言え、海水浴やBBQなどのアウトドアをしなくても1時間くらいであれば街を歩いていても日光を浴びてしまいそうなのでこれは結構注意が必要です。ただ、日焼け止めをしっかり塗っていればOKです。

また、意外と盲点なのが肌の保湿です。男性で日頃から化粧水、乳液を使用している人は少ないと思いますが、ヒゲ脱毛を受けるのであれば1ヶ月程度前から朝晩の保湿をおすすめします。レーザー照射をすることで肌は軽いやけど状態になり水分量が減りますのでアフターケアとしてしっかり保湿するようにはクリニックで言われると思いますが、それだけではなく肌が保湿されていると施術の効果がアップし痛みも軽減すると言われていますので保湿対策も重要です。

また、施術後もいろいろと注意点があります。まず、施術当日は入浴できずシャワーのみとなります。また、肌の赤みが引くまでの数日間は、肌に刺激のある塩素が入ったプールの利用のほか、激しいスポーツ、飲酒、サウナ、温泉など血行が良くなるようなことが出来ないという制約があります。
また、施術前の注意点で書いた保湿についてですが、施術により肌が乾燥状態になることと赤みを早く引かせるために保湿が必要です。脱毛クリニックでは、施術以外にも様々なケア用品も大事な収益源なのでアフターケアには脱毛専用保湿剤を!と一般には強く勧めてきます。
しかし、私は普段から保湿に気を使っていることを告げ肌の状態を診てもらい、元々肌の水分量が多いので今まで通りの保湿ケアをしていれば大丈夫ということで保湿剤のセールスを免れることができました。ああいうところの商品はバカ高いんですよね・・

ヒゲ脱毛の施術間隔は、最初の1回~4回は1ヶ月以上、5回目以降は2ヶ月以上のため、6回以上の施術を考えると1~2年間の間いろいろなことを気にしながら制約を受ける生活になります。もちろん、施術の間隔が空いても問題ないので夏はインターバルを置くとかそういった方法も可能ですが、上記の制約を考慮して施術を受けるタイミングは慎重に決めたほうが良いです。