タイヤ交換工賃

自動車のタイヤ交換の費用はいったいいくらかかるのか、どうすれば安くなるのかを調査しました。私の愛車であるマツダのアテンザスポーツのタイヤをサンプルとした場合の価格です。タイヤサイズは17インチ、タイヤ幅は215mm、扁平率は45%です。今回はヨコハマタイヤのBlueearth AE50で見積りで調査しました。今回タイヤ交換方法として検討した方法は、①メーカー特約店で購入、②街のカー用品店で購入、③ネットで購入+持込交換の3通りです。

メーカー特約店で購入

1つ目はメーカー特約店で購入する方法。結論としては見積価格は83,938円(工賃込み)でした。これが高いか安いかは他の2つの方法と比較すればわかりますが、メーカー特約店のメリットはコンサルティング力です。車種と要望を伝えるとオススメのタイヤをチョイスしてくれました。今回のサンプルがBlueearth AE50なのも、メーカー特約店から勧められたからです。ただ、当然ですがメーカー特約店なので選択肢は自社製品の中からとないますのでメーカー選びは自分でしないといけません。なぜブリジストンやダンロップではなくヨコハマタイヤなのかは、私が横浜在住でというそれだけの理由です。

車種によっても相性の良いタイヤが違うようで、そのあたりは各自動車メーカーのいろんな車種の特徴を知っているスタッフが自分の車にあったタイヤを選んでくれました。

街のカー用品店で購入

街のカー用品店というのはイエローハットやオートバックスみたいな店のことです。価格は116,100円(工賃込み)でした。メーカー特約店よりも高い結果です。見積書を見て分かる通り店頭価格からは値引きした価格で見積を出してもらえましたが、それでも結構高い結果でした。

さらに、たまたま担当いただいたスタッフのあたりが良くなかったのかもしれませんが、カー用品店で働いているからと言って車やタイヤに詳しいわけではなく、オススメのタイヤを聞いてもよくわからないとのことでコンサル力は皆無でした。カー用品店なので、メーカーに縛られずオススメタイヤを教えてもらえることを期待したのですがダメでした。ただ、プライベートブランドの自社製品を強く売り込む営業力は感じました(笑)
この時点で、街のカー用品店で買うメリットはあまりなさそうです。

ネットで購入+持込交換

このご時世モノを買うならネットが安いという印象があるのでネット購入を第三の選択肢としました。家電メーカーで働く友人からも、社員割引で買うよりもネットのほうが安いという話を聞くほどネットの価格破壊は凄まじいです。今回は価格.comでBlueearth AE50の目的のサイズのタイヤを探しました。2017年12月30日時点の最安値の価格は、タイヤ4本で50,376円(送料540円込み)でした。
価格だけ見ると圧倒的に安いですが、この他にタイヤ交換の工賃が必要です。そこで持込タイヤのタイヤ交換工賃を調査しました。

・イエローハット:15,200円
・オートバックス:17,888円
・持ち込みタイヤ交換専門店:8,800円~10,000円

「持ち込みタイヤ交換」のキーワードでググって出てきた店です。私の近所ではガーガージャパン、タイヤフェスタというお店が出てきました。近所の最安値は8,800円ですが、全国にはもっと安いお店がたくさんあると思われます。タイヤ交換工賃は、イエローハット、オートバックスよりも持ち込みタイヤ交換専門店が安いです。今回調査した中で私の生活圏で最安値だった交換工賃8,800円とネットで購入したタイヤの価格を足すと59,176円でした。

一番安いのはネット購入

まとめるとメーカー特約店は83,938円、イエローハットは116,100円、ネット購入+持込交換は59,176円でネット購入してタイヤ交換専門店に持ち込むのが一番安いことがわかりました。ただ、家に届いたタイヤを受け取ったり、保管したり、車に積んで運んだりという手間は余計にかかります。イエローハットはネット購入よりも2倍近い価格であることに驚きました。店舗数が多いので大量購入・大量販売で安いイメージがありましたが間違った認識であることがわかりました。

今回は上記3つの方法で比較しましたが、あと1つ王道の方法として自動車ディーラーに持っていく方法があります。ただ、ディーラーは繁忙具合によっては事前に予約しておかないとふらっと行っても対応してくれなかったり、タイヤ以外の部分もあれやこれやとメンテナンスの勧めを受けるのがめんどくさいので選択肢から除外しました。ディーラーが一番安いとも思えなかったので。

少々の手間を惜しまなければ、自動車のタイヤ交換はお店で普通に交換するよりも数万円安く済ませることができることがわかりました。